寺の境内にいて 五月の風に吹かれる 木もれ陽が描く模様が 苔むした石畳のうえ 風のリズムでキラキラゆれる ふと見上げた枝葉のすき間で 白い三日月と目があう 投げかけた疑問符に 月は答えをくれなかった いつかの歌人が詠った 「 行方も知らぬ恋の道かな …
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