風の色が変わったら
空色のシャツ着て出掛けよう
ボタンは留めない
いつものスタイル
白いコンバース履いて大股歩きで
風が体を吹き抜けシャツがなびく
なんて自由な気分なの！
青いキャンバス切り取るよう
真っすぐ伸びる飛行機雲
私も空の中を歩いて
世界は澄んだ空色になった
風に吹かれしなやかに
心ときめかせて歩こう
菜の花に蝶が遊び
ツバメ飛びまわる空の下
眩しい初夏の光あびて
今日はこんなにご機嫌なの
好きな曲だけダウンロードして
空色のシャツ着て出かけよう
ヒバリに負けないくらい
大きな声で歌うの
夏のきらめきで
風が心を吹き抜ける
ああ、なんて素敵な日！
田んぼのあぜ道
タンポポとシロツメクサ踏み分け
カエル驚かせながらどんどん行こう
いつまでも膝を抱えて
泣いている場合じゃない
やりたいことは山ほど
きっと、きっと、大丈夫
立ち止まりそうでも
時間は優しく私を抱いて
新しい明日へ運んでくれる
風に吹かれしなやかに
心ときめかせて歩こう
今日はこんなにご機嫌だから
少しの寂しさや胸の痛みは人生のスパイス
この物語のプロデュースは
自分ですると
あの日
あの時
決めた
顔上げれば、ほら
世界は果てなく美しい
お読みくださり、ありがとうございます(^^)/
