もうすぐ今日が終わる
もうすぐ明日が来る
昨日と今日の間で
月あかりの中
膝を抱えて
自分を抱いて
夢の入り口を探し彷徨う
いつもの街
いつもの部屋
いつもの夜
日付けはかわっても
変わらない自分で
時計の針だけが
世界を明日へと運んでゆく
もう少し
もう少しだけ
このままで
透明な言葉に包まれ
今日にとどまっていたい
明日から一番遠い場所で
夜明けを迎えよう
静かに
運ばれる時の中
昨日のような
今日のような
この
曖昧な感じが
好き
お読みくださり、ありがとうございます(^^)/
よろしければ、こちらも・・・。