・・・というはなし。

ひびこれよきひ

フェルメール展とASKAシンフォニックコンサートに行ってきた

 

①フェルメール展に

            行きました!

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こんにちは。

 

久しぶりにブログっぽい記事を書きます。

 

検索すると良くまとまっている記事が他に多数ありますので、個人的な備忘録として、感想と気が付いたことなど、主観たっぷりに綴ります。

 

 

去年のエントリーでフェルメール展について書きました。

 

 

choco-box11.hatenablog.com

 

1年前です。まだまだ先のことだなぁ、と思っていましたが、月日が流れるのは早いですね。

ついに!ついに!

会って来ました!

 

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✏️ところで

      フェルメー ルとは?

オランダの画家です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヨハネス・フェルメール

不安定な国内情勢、不遇の時代が続き、描く環境が整わなかったことと、43歳という若さで亡くなったフェルメール。その後、19世紀に入るまで存在を忘れられていて、いわゆる「再発見」された時には、足どりを追うのが困難になっていました。そこに贋作の登場、盗難と悪条件が重なり、現在確認されている作品はたった35点です。作品の美しさの裏には過酷な物語がありました。そのうちの8点*が上野の森美術館にやって来ました。

*1月に「取り持ち女」の追加出展があり、再来すれば 9/35❗️

大阪展にも行けば何と、10/35‼️

 

 

私はASKAのファンなんですが、夏にシンフォニックコンサートの開催が決まりました。幸いにも11月5日、初日のチケットが手に入りました。

 

復帰?第一弾のコンサートです。

 

お祝い🎉です!祭りです!というわけで、忘れられない特別な日にしようと決めました。

 

で、今、ちょうどフェルメールもムンクもルーベンスまで上野に集結しているのです!

こんな事ってあります?

もう、ハシゴするしかない!ですよね?

 

ということで、計画を立てました。

 

 

✏️ここから先、脳内。自分用メモとして。不要な方はすっ飛ばして下さいませ(^^)

 

午前中は用事がある。

 

ASKAのコンサートは19時から。

18時半には会場に着いて、トイレに行っておきたい。時間通りに始まるのか?コンサートが押して終了時間が延びるかもしれない。そうなると終了後にグッズを買う時間はない。

⬆️運営側の配慮で13時からの先行販売が決まった。有難い。

 

昼頃に東京駅に着いて、京葉線駅から国際フォーラムへ。グッズを購入。

山手線で上野に移動。昼食。フェルメール展。行ければムンク展もハジゴして。(ルーベンスは無理だな。)東京駅へ。

帰りに利用する改札から1番近いコインロッカーに荷物を置いて(図録が重いから)軽く食事。国際フォーラムへ。        って感じ?

かなりタイトだが、しょうがない。

 

 

 ✏️東京駅に到着

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電車も好きです。興奮します。

 

着くのが少し遅くなった。

13時のグッズ販売は予定通り。そんなに並んでいなかったが、1時間かかった。

 

上野に移動中の車内。

 

前の座席の人全員がスマホをいじっている。自分も時間が空くと見ちゃうけれど、何となく奇妙な光景だ。

 

上野着、時計は14時10分を指していた。

 

お腹空いた。

 

時間がないので、行きたかったカフェは諦め、目に付いた和食店に入る。

 

最近ハマっている鴨南蛮蕎麦にしようかと思ったが、コンサート終了まで食事が出来ない可能性も考え、マグロの漬け丼を。

(要らない情報ですが、自分用の記録として)

 

 

✏️上野の森美術館に

                         着いた

ひと休みして、上野の森美術館へ。( 上の写真の看板奥に見えるテントが当日券売り場 )10分並んで、チケット購入。¥2700。

 

前売りだと¥2500で入れるが、今回はどうなるのか分からなかったので、これで良い。

※ 混雑対策のために、時間帯ごとの販売枚数制限があります。

土日祝祭日お出かけの際は前売券の利用を

強くお勧めします。

 

ついでにですが、

⭐︎トイレは駅で済ませておいたほうがいいです。

☆ 鑑賞方法にもよりますが、私は、くまなく観てまわってくる2時間かかっています。

☆ フェルメールだけ鑑賞するのでしたら、30分もあれば充分です。

☆ 中には椅子も無いので覚悟しておいたほうがいいです。(11月5日時点で)

 

あ、ムンク展は休館日でした。残念。12月に行こう。(先日、行ってきたので、後日、書きます )

 

入館待ちの列に並ぶ。10分ほどで中へ。

荷物をコインロッカーに預ける。¥100-

館内は狭く、人が多いので、身軽な方が楽です。

帽子を被っている方は、外して鑑賞しましょう

 

本当にブログ向いていないですね。写真撮ってない。

文字ばかりでごめんなさい🙇‍♀️

「あの人ブロガーなんじゃない?」とか、「インスタやってるのかな?」って思われたら恥ずかしい。などと過剰な自意識が邪魔をするのです。

 

✏️いよいよ展示

                  スペースへ

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音声ガイド(無料です🎵)と手のひらサイズのガイドブック⬆️を受け取り、中へ。

石原さとみさんの、可愛らしい声が心地良い。

中は思っていたより狭い。通路に絵が掛けられていて、進みながら観る感じ。

平日だが、そこそこ混んでいる。

館内ザワザワしていました。

 

中は17世紀オランダの画家の作品が、第1章から第6章までのテーマで構成された展示になっています。フェルメールの作品は「第6章、光と影、フェルメール」

 

肖像画、風景画、静物画と絵が並ぶ。

肌やドレスの布の質感が伝わってきそうな肖像画。澄んだ活き活きとした瞳は、何処の角度から観ても目が会う。当たり前だけど、子供のように色んな角度から見てしまう。

 

印象に残ったのは、「聖句集を読む老夫人」

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヘラルト・ドウ

 ( 1613-1675 ) オランダ

Wikipediaからお借りしました

これはすごい。

髪の一本いっぽん、刻まれた皺の一つひとつが、彼女のこれまでを語っている。サイズは大きくないのに、人を惹きつける何かがある。

 この日まで風景画が好きだと思っていたが、人物画に見入っている自分に気がつく。

人間に興味が出てきたのか?良いことだ。

 

フェルメールの影響を受けた画家、パブリエル・メツーの作品「手紙を書く男」「手紙を読む女」を見て、白く明るい廊下を進むと、

 

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手紙を書く男   (構図がそっくりですね。)

 

✏️そして

フェルメールルームへ‼️

 

♪───O(≧∇≦)O────♪       ご対面です!

 

 

 

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牛乳を注ぐ女

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真珠の首飾りの女

⬆️Wikipediaよりお借りしました。

入って直ぐに「真珠の首飾りの女」がいます!

左に視線を向けると、「牛乳を注ぐ女」が!

直ぐ見たい気待ちを抑えて、流れに逆らわずに観ていきます。

 

当たり前ですが、本物は素晴らしい!

写真では捉えきれない、絵の具の凹凸、質感、陰影、深みと奥行きがある。

絵画から発せられる物語のようなものや、作者、これまで観てきた人たちのエネルギーのようなものを感じた。

 

他の画家たちの光の表現も、素晴らしいと感じたが、フェルメールのそれは柔らかく、優しくモデルを包み込むようで、描く世界に対しての愛情を感じる。

フェルメールの絵はポワンティエという画法が使われているので、これから行かれる方は、単眼鏡の使用をお勧めします。細かな技巧まで鑑賞できますよ!

 

頭おかしいかもですが、作品に向かって

「やっと逢えたね〜!日本はどう?」と

心の中で話しかけてしまいました。

何度も何度も部屋を行ったり来たりして、じっくり観たつもりだったのに、名残惜しくてなかなか部屋を出られませんでした。

 

 

 売店で、図録、クリアファイル、絵葉書を数枚購入し、ガチャポンを一回やって出口に向かう。

ガチャポン。

バッジ欲しさにやったのですが、何十年振りだろう?

回している時の、ワクワク感がたまらない‼️

またやりたい❗️

 

こういうので、好きな物が出たためしがないが、今回は珍しく当たり🙌

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✏️人酔いしながら東京駅へ戻り、都会の真ん中で静寂を得る。

美術館を出たら、日が沈みかけていた。

 

烏が集まってカアカア鳴いている。夕日に照らされた街が金色に輝いている。

 

秋はいいなぁ。

 

この日の気温は高く、この時間になっても少し歩くと汗ばむほど。

 

暑くて脱いだジャケットと防寒のために持ってきたストールが図録と一緒に嵩張っていた。

 

なんだか、疲れちゃったなぁ。

 

絵のエネルギーに圧倒されたし、どこに行っても人、人、人だもの。

人酔いしたんだ。頭痛い。

 

さあ、どうしよう。

 

 サラリーマンが街に出る前に、移動したい。

満員電車に乗る体力はない。

有楽町駅から行けば楽なんだけれど、帰りを考えると、東京駅なんだよね。

 

しょうがない ……。

 

もう電車は混み始めていて、座れなかった。

東京駅は、昼間も人だらけだったが、更に増えている。時々、ぶつかりそうになりながら歩く。

 

帰りは店が開いていないだろうから、パンを買っておく。休みたかったけれど、イートインスペースはいっぱい。しかし、他の場所に行く気力もなく、飲み物もテイクアウトして、荷物を置きに行く。

 

コイン ロッカーのある所は死角になっていて、人がごった返す連絡路と同じフロアとは思えないほど静かだ。

 

大都会の中、東京駅でこんなに静かに1人になれるなんて、素敵だ❗️奇跡だ❗️カフェがいっぱいで良かった🎵

 

荷物を置きながら、ロキソニンをアイスティーで流し込む。ゆっくり飲みほすと、大きく息を吸って細く長く吐いた。

体の中に静けさが、ゆっくり沁みて広がる。

少し元気が出た。ちょっとまだ早いけれど、会場でゆっくりすればいい。

 

よし、行こう。

 

ASKAの待つ国際フォーラムへ!

( 待ってないと思うよ!)

 

 

✏️ フェルメール展の今後の情報

  • 「取り持ち女」の追加出展が決まり、1月9日より2月9日の会期終了まで鑑賞することができます。
  • 「赤い帽子の女」は、12月20日までの展示です。
  • 1月1日から8日までの指定された日時の前売り券を購入した人に非売品🔖栞プレゼント企画。
  • 2019年2月16日からの大阪市立美術館での展示では6/35の展示。「恋文」は大阪展のみの展示です。

フェルメール展公式サイトhttps://www.vermeer.jp/

 

 ②に続きます。(続くのかい❗️)

*語尾の表現がバラバラですが、備忘録なので、ご容赦ください。

※ 写真はiPhone。画質が悪くてごめんなさい🙇‍♀️

 

 

ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。お疲れ様でした!